立ち上がり、両リーグ通じて最多の19得点を奪った勢いそのままに、ケヤキが仕掛ける。
前半11分に先制点を奪うと、さらに攻勢に出て攻撃の手を全く緩めない。このままケヤキのペースになるかと思われたが、そこは前回覇者のカマシュウである。
徐々に持ち直すと次第にペースを握り、ついに後半16分に同点に追いつく。その後はカマシュウの攻勢が続き、何度かの決定機を作り出す。後半終了間際にはこれ以上ないという程決定的なGKとの1対1のチャンスを迎えるが、ケヤキGKの素晴らしいセーブでこれを決められない。カマシュウにとっては嫌なムードのまま、試合は延長戦へと突入する。延長戦もケヤキのドリブルでの仕掛けと、カマシュウの堅い守備からの速い攻撃の一進一退の攻防が続く。
が、両チームともに決め手を欠いたまま120分の激闘を終えると、試合の決着はPK戦へ委ねられる。 PK戦。二人外したカマシュウに対して、ケヤキの選手のキックは確実に枠をとらえ、ネットを揺さぶる。最後は右隅に軽く蹴りこみ、勝負は決した。高い集中力と高度な技術で初の栄冠を勝ち取った瞬間であった。 |
≪あと一歩届かなかった決勝の舞台≫ ミルコ(05年3月に「エム」よりチーム名称変更)と、スポルティング・エモトは共にグループ2位で準決勝へ進出。 ミルコはこれまでのチームカラーであったパスサッカーと極端に高いラインディフェンスを封じ、守備を固めて攻撃に手数と人数をかけないチームへと変貌を遂げていた。これを準決勝でのケヤキとの対戦で機能させられなかったのが心残りである。 高い連動性での崩しを志向するスポルティング・エモトは、ケヤキとの対戦では不用意なパスカットで大量失点を喫する |
ナイコスは、今回も調整がうまくいかず大会開催前から諦めムード。それでも開幕戦では、前回覇者カマシュウと3−3で引き分け、ホストチームとしての意地を見せた。 また、ロマンも大会公式球での練習が出来ず、不安を抱えたままの参戦となったが、自慢の守備力でケヤキとのスコアレスドローを演じる等、存在感は示した。 |
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